Google Chrome OSコンパイル成功

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先週のコンパイル環境作成に引き続き、今回は実際にGoogle Chrome OSコンパイルを行った。

手順は次のとおり。

  1. ソース・ファイルの展開
  2. ローカル・リポジトリの作成
  3. クロス・コンパイル環境の作成
  4. Chroniumブラウザ・バイナリのコピー
  5. パッケージのコンパイルと実行イメージの作成
  6. 実行イメージをUSBメモリーへコピー

手順のひとつひとつはそれほど煩雑ではないが、結構、時間がかかるので余裕があるときにやった方がよい。

できあがったUSBメモリーを、パソコン(工人舎 SH6KR12A)につけて電源を入れたところ、問題なくログイン画面が表示された。自分でコンパイルしたOSが動き感動!

ChromeOS_sho_1.png以下、実際に使ったコマンド書き出す。(詳細は『日経Linux 2010年2月号』参照)

■準備

次のファイルを『日経Linux 2010年2月号』付録DVDから/usr/local/srcへコピー。

  • chromiumos-0.4.22.8.tar.gz (OSのソース・ファイル)
  • chromium-chromiumos-r32516.zip(Chroniumブラウザのバイナリー)

VirtualBoxでUSBメモリーを使用できるよう設定する(実PCの場合は不要)。4GB以上のUSBメモリーが必要。

  • VirtualBoxの起動前に、USBメモリーを接続。
  • VirtualBoxを起動し、仮想PCを選択して「設定」ボタンをクリック。
  • USBの設定画面(「ポート」→「USB」)を開く。
  • 「USBコントローラを有効にする」と「USB2.0コントローラを有効にする」をチェック。
  • 「+」付きアイコンをクリックして表示されるリストから、USBメモリーを選択。

■実行コマンド

  • xxxは、ユーザー名を示す。
  • sudoパスワードを聞かれたその都度パスワードを入力。
# ソース・ファイルの展開
xxx$ cd /usr/local/src
xxx$ sudo tar xzvf chromiumos-0.4.22.8.tar.gz
xxx$ sudo chown -R xxx.xxx chromiumos-0.4.22.8    → オーナーの変更

# ローカル・リポジトリの作成
xxx$ cd chromiumos-0.4.22.8/src/scripts
xxx$ ./make_local_repo.sh

# クロス・コンパイル環境の作成
xxx$ ./make_chroot.sh

# Chroniumブラウザ・バイナリのコピー
xxx$ mkdir -p ../build/x86/local_assets
xxx$ cp -p /usr/local/src/chromium-chromiumos-r32516.zip ../build/x86/local_assets/chrome-chromeos.zip

# パッケージのコンパイル
xxx$ ./enter_chroot.sh      → コンパイル環境にchroot
(chroot)xxx:~/trunk/src/scripts$ ./build_platform_packages.sh
(chroot)xxx:~/trunk/src/scripts$ ./build_kernel.sh
(chroot)xxx:~/trunk/src/scripts$ ./build_image.sh

# 実行イメージのUSBへのコピー
(chroot)xxx:~/trunk/src/scripts$ exit     → chrootから脱出
xxx$ ./image_to_usb.sh --from=../build/images/999.999.xxxxx --to=/dev/sdb

※ 999.999.xxxxxには、実在するディレクトリ名を指定。

あとはUSBへの書き込みが終了するまで待つだけ。

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