中国語翻訳の需要と傾向

| コメント(0) | トラックバック(0)
tuhonjar.png

 『通訳・翻訳ジャーナル』2008年夏号に、中国語翻訳に関する翻訳会社へのアンケート調査の結果が掲載されている。中国語翻訳を扱っている日本の翻訳会社56社がアンケートの対象である。

これによると、2007年度の中国語翻訳の量需要は前年度と比べ「増えた  33社(58.9%)」、「同じ 19社 (33.9%)」、「減った 4社(7.2%)」であり、増加傾向を示している。

需要全体に和訳(中国語から日本語)が占める割合は39.1%、中国語訳(日本語から中国語)は52.1%、残り(8.8%)は他の言語と中国語間 の翻訳である。日本の翻訳会社は、日本企業または外資系企業の日本法人から受注するケースがほとんどであろう。その場合、日本語から中国語への翻訳が多く なるのはうなずける。

次の2つの表は、分野別とドキュメント別の需要を示したものだ。『通訳・翻訳ジャーナル』では、和訳と中国語訳のデータを分けて順位付けをしているが、全体の傾向を把握するために和訳と中国語訳を合計して、多い順に並べてみた。

table0811101_1.pngtable0811102_2.png

法律分野、契約書の需要が多い。『通訳・翻訳ジャーナル』の記事内でも触れているが、日本企業が現地で経済活動をするには、中国の法律や制度を知ることは避けて通れないため、もっともな結果だと思う。

それと並んで、機械や電気・電子分野が多い。取扱説明書や仕様書、またトレーニング等のマニュアルの需要が多いことは容易に予想できる。

以上は日本の翻訳会社のみのアンケート結果であり、中国語翻訳事情の一面を捉えたに過ぎないが、大雑把な傾向は把握できると思う。


関連ブログ: にほんブログ村 通訳・翻訳(英語以外)

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://sun.qee.jp/mt-apps/mt-tb.cgi/2

コメントする

にほんブログ村

にほんブログ村に登録しています。カテゴリー名をクリックすると関連ブログが参照できます。

にほんブログ村 外国語ブログ 通訳・翻訳(英語以外)へ

にほんブログ村 外国語ブログ 中国語へ

まいにち中国語

サーチナコラム

Powered by RSSリスティング
 

翻訳業界情報

Powered by RSSリスティング